ジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾと私、2

サッカーとかを愛する馬鹿な男のページ。

セリエA第34節 ありがとう偉大なるファンタジスタ。そしてさようなら。

ミラン 4-2 ブレッシァ
得点者
35分 トマソン(ミラン)
37分 シェフチェンコ(ミラン)
53分 マツザレム(ブレッシァ)
59分 トマソン(ミラン)
66分 ルイ・コスタ(ミラン)
69分 マツザレム(ブレッシァ)

ここ最近はページ名を「ロベルト・バッジョと私」とするべきなぐらいバッジョの事を書き
続けていましたが、それも今日で最後となってしまうんですね。まだEUROやアテネ代表に参
加する可能性も無い訳ではないですしもしかしたら引退を撤回するかもしれないですけれど
(そうなってもバッジョのことを嘘つき呼ばわりなんか出来ないです。俺だってまだ見たい
もん))も。最後の試合で得点を決めて欲しかったですけれども、そんなにサッカーは甘く
ないですね。

にしても最後の試合でブレッシァって言うチームは選手全員がバッジョに合わせる事が勝利
への近道ってのが分かる試合でした。バッジョの全盛期ってのはおそらくユベントスで10番
を付けてた時だとは思うんですけども、それとは別にブレッシァで過ごした4年間って言うの
はすごくすごくバッジョにとって有意義で幸せだったのではないかと今漠然と感じています。
もちろん怪我で長期欠場に追い込まれもしましたけれど、マッツォーネと言うプロヴィンチャ
を指揮する事にかけては稀有の才能を持つ老将がもたらした「ブレッシァと言うチームを残留
させる為にはバッジョと言う才能を最大限に生かすべし、そのためにはチーム戦略をバッジョ
に合わせる」というフィロソフィーはマッツォーネ時代の三年&ディ・ビアージ時代の一年の
合計四年連続の残留と言う業績を残したという事が正しかったと言う証明になっていると思い
ます。それはロベルト・バッジョのファンタジーアはチームの戦略を殺す、と言われ使っても
らえなかったり、獲得を拒否されたりした事への一つの答えではないかと。そんな事を思いま
した。

ロベルト・バッジョと言う偉大な選手を、自分は忘れないです。陳腐な言い方ですけれど、少
なくとも今まで見た中で一番美しいプレイをする選手でした。さようなら、そしてありがとう。