ガットゥーゾなんて大したことない
ガットゥーゾなんて大したことない。 若干17歳でペルージャでセリエBデビューして それから年代別代表にずっと選ばれ続け その翌年スコットランドの名門レンジャーズに移籍して その闘志あふれるプレイと8得点の活躍でファンの心を掴む。 しかしイタリア語しか喋れないガットゥーゾは地元にある イタリア料理屋に通い続け、そこの娘モニカと後に結婚。 初デートの時は父親に許可を求めた。 だが海外でのプレイは代表選出に支障が出ると考えた ガットゥーゾは移籍を決断。レンジャーズ首脳からは 白紙の小切手を渡されたが決意を貫いた。 サレルニターナに移籍するもチームはB落ち。だが そのプレイ振りから子供の頃から憧れのチームだった ミランへと移籍。移籍当初はビッグネームも多いためか プレイ時間も短かったがそのボール奪取能力と守備範囲の広さで レギュラーをゲット。2002年ワールドカップでは屈辱に 塗れるが2006年では見事栄冠に輝き、嬉しさのあまり ピッチの芝を食べるという奇行に走る。 また生まれ故郷であるカラブリアの失業率・治安の悪さを憂い 水産工場やサッカーチームに投資。金は出すが口は出さないを 実行する。 またスコットランドで学んだ英語でベッカムに喋りかけるが ベッカム本人には「あれはガットゥーゾ語だね」と言われた男。 そんなどこにでもいるプレイヤー、それがジェンナーロ・ガットゥーゾ。