ジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾと私、2

サッカーとかを愛する馬鹿な男のページ。

ガットゥーゾ、ミラン退団。

正直、まだ気持ちに整理が付きません。直前の報道では減棒を受け入れて契約、雑誌でのインタビューでもミランで続けたい、以前の報道では「無休でいいからミランでプレイしたい」と言っていたので。

 

しかしだからこそ、今回の決断はガットゥーゾにとって非常に大きなもので自分がいることでミランの世代交代の阻害になるくらいなら自ら身を引こう、と考えたのはいかにも彼らしいものだとは思います。ガットゥーゾが13年間過ごしたミランを嫌いになる訳がありません。今回も一年経ったらまたミランの首脳陣と会談すると明言しています。ミランを嫌わずにミランを去ることは唯一の救いです。

 

今俺の心の中に巡っているのはガットゥーゾの活躍する姿です。ミランに移籍したばかりの初々しい姿。アンチェロッティ体制になり、ピルロの相棒となりピッチを縦横無尽に駆け回る姿。ドイツワールドカップでカンピオーネ・デル・モンドとなり色々と世間を騒がせたエピソード。それに加えて完璧だった彼の仕事。レオナルド体制で干されたものの、アッレグリの元で完全復活した先シーズン。そして今シーズンの悪夢。

 

もし目の怪我がなかったらこんな事にならなかったかなあ、とも思いますがそれは言っても詮なきことでしょう。事実として残されたのは退団。ここで俺が言えるのはガットゥーゾがこれからどんな判断をしても彼を応援するということです。それだけです。

 

しかしミランはネスタ、ピッポ、ガットゥーゾの退団決定と噂されているセードルフの移籍で世代交代を一気に進めるようですが下手を打たなければいいのですが。これからはミランとガットゥーゾ、別々に応援することになりますがそれはそれで世の中そういうものですね…。