ジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾと私、2

サッカーとかを愛する馬鹿な男のページ。

「トム・ヤム・クン!」観てきました。

いきなり結論から言うとタイ人から象を奪うな、って事ですかね。だって命に関わるし!
と言うかですね、今回のトニー・チャーはやばすぎる。何つーか殺人ムエタイマシーンですよ! 
街中で会いたくないですよ! 振り向きざまに骨折られそうだ! いや確かに親兄弟同然に育て
られた親象&小象を誘拐されたという事実、ついでに相手が極悪チャイニーズマフィアという事
を鑑みても今回のチャー様は怖かったです……。とか書いてますけどすごく面白かったですよ!
あれだ、前回のマッハはジャッキー・チェン的だったんですが今回はブルース・リー的だったよ
うな気が。容赦ないところが特に。まあ前作の場合、トニー・チャーという人への予備知識が無
かった為衝撃度が強かったのですが今回は当然トニー・チャーの身体能力はこちらは知っている
訳でありそういうショックがなかったですな。作り手側もそういうのは分かっているからか今回
はアクション面だけではなく相手側がバリエーション豊富でそれが楽しかった。つらつら書いて
いくと「トニー・チャー対お酒飲んでカラオケ歌ってるチンピラさん達」(この映画のファース
トヒットとなる膝蹴りがとても素敵)「トニー・チャー対ボート軍団&ヘリコプター」(何気に
チャー様が一番ひどいのはこのシーンな気が。罪のない人が火だるまに)「トニー・チャー対夏
っぽいのに革ジャン着てる人達」(基本的に雑魚キャラは革ジャン着てたなあ)「トニー・チャ
ー対Xスポーツ」(インラインスケートやBMXだけならまだしもモトクロスバイクやバギーはやり
すぎだと思います! あと蛍光灯で殴る所は大日本プロレスを思い出しました)「トニー・チャ
ー対タイ料理店に隠されたよくか分からない非合法な店で繰り広げられる地獄絵図」(噂のワン
カット残酷アクションシーンはここ)「トニー・チャー対ベトナム人テコンドー使い」(テコン
ドー使いの人は動き無茶苦茶良かったなあ、と思ったらこの日とスパイダーマンでダブルやって
た人なのね。納得)「トニー・チャー対女ナイフ使い」(チャー様は象の為なら女でも容赦しま
せん)「トニー・チャー対料理人」(何のためにこの人出てきたんだ……)「トニー・チャー対
カポエラ」(俺はこれが一番好きです。カポエラの人超カッケー。次はブラジル舞台にこの人主
役の映画撮るといいです)「太鼓の撥を持ったトニー・チャー対青竜刀持ったカンフー使い」(
真面目なシーンなんだけど撥持って見得切るチャー様が笑えてしょうがなかった)「トニー・チ
ャー対プロレスラー第一戦目」(ネイサン・ジョーンズ! 元気でやっていて安心しました。と
りあえずプロレスラーの基本である打たれ強さをフューチャーしたりリフトアップスラムとかし
ながら最後の決め手がサイドキックつーのが良かった。チャー様ここで一回敗北)「探していた
象が殺されていて骨になった姿を直面して怒り心頭のトニー・チャー対黒服50人」(これまた噂
のトニー・チャー関節地獄はここ。一人一人わざわざ関節を折りまくるチャー様マジ外道。素敵
過ぎ)「トニー・チャー対ネイサン・ジョーンズ第二戦目&プロレスラー三人&ラスボス」(象
の骨を腕に装着してボコボコに相手を殴りまくり。そして殴りすぎてささくれだった骨でプロレ
スラー軍団の体の腱を切断! 鬼ですチャー様)、とバリエーション豊か! 最後のシーンもハ
チャメチャ! なんか全然まとまってないけどとりあえずお奨めって事ですよ!