「マイアミ・バイス」観てきました。
まあテレビ版マイアミバイスが大好きで尚且つマイケル・マンも大好きな俺としては見に行くのは 必然だったわけですが。以下ネタバレありな感想。 まず言いたいのはマイアミ・バイスなのにマイアミにあんまりいねえ! 最初と最後ぐらい? まあ 潜入捜査官ものだからしょうがないんだけどさ。まあでも面白かった。つーか銃撃戦をやらせたらや っぱりさすがなマイケル・マンでした。「ヒート」のLA銃撃戦の迫力を描いた手腕はまだ鈍ってない です。クライマックスでスナイパーをきっちり潰してから始まるのも好きですが、個人的にはトレイ ラーハウス人質救出大作戦がかなり好きです。最初にトレイラーハウスの下に潜り込んでカメラで中 を確認して、それから中に突入→即効で制圧な所がいかにもプロな仕事って感じでした。と言う訳で トータル的には満足なんですが、不満点としては潜入捜査官側の人物が把握しづらい(たぶん導入部を カットしているから。警察署で仲間達を紹介するのがセオリーだ思うんですけど)のとラブシーンが多 いのはいいんだけど男女関係の書き方がいかにも、と言うかいまだにマイケル・マンな所でしょうか。 一目見てお互いに惹かれ合う→愛し合う→でも悲しい別れ、と言う流れ。しかもあくまで男視点。女 性の都合おかまいなし。でもこれがマイケル・マン。 まあ個人的にはテレビ版マイアミバイスのリメイクとしてみるとがっくりきちゃうかもしれないけど マイケル・マン映画としたらきっちり楽しめる佳作、と言う事で。個人的にはDVD買ってメイキングも きっちりチェックしたい所でしょうか。「ヒート」とも並べておきたいですしね。「ヒート」と比べ ちゃいけません。あれはマイケル・マンとアル・パチーノとロバート・デ・ニーロが作り上げた奇跡 の映画なので。