ジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾと私、2

サッカーとかを愛する馬鹿な男のページ。

ZERO−ONE MAX名古屋大会に行ってきましたよ。

いんや面白かった。
プロレス界の価格破壊、って事で特別リングサイドが3000円とかなりお安く設定されていた事もあり、
すげえ久し振りに特リンでプロレス観戦。実は見るだけだったら二階席とかの方が見易い場合が多々あ
るんですが、肌で感じるならやっぱりリングサイドっすね。

かなり予定より遅れて会場に入場したら、すぐ横が売店でサンドマンが気だるそう煮座ってました。会場
内は禁煙だってのにさも当然のように煙草吸ってました。ただ座ってるだけなのにオーラびんびん。私濡
れちゃいそう・・・。その後高橋広樹によるちびっこプロレス教室があってそのまま突入。初めてゼロワンに
来たんですけどちゃかちゃか進行するんですね。個人的にはいい感じです。

第一試合 キング・アダモVS不動力也

アダモチャン大人気。どこかしらから「アダモちゃん!」の掛け声。律儀に「ハーイ!」で答えるアダモ
ちゃん。和むなあ。あと突然「ミソカツミソカツミソカツ」とか言いながら行進しだすアダモちゃん。和
むなあ。いろいろ喋ってるんだけど何言ってるかさっぱり判らないアダモちゃん。和むなあ。一応試合は
ハードヒットっぽく進む。不動もでかいアダモちゃんに対してごつごつ行くんで会場はかなり暖まりまし
た。個人的には古いプロレスファンなんで第一試合はじっくりレスリングが見たいなあと思いつつ、うま
く会場を暖めるのも第一試合の必要事項なのでこれでもいいかと納得。最後はキング・アダモが突進する
不動の体を上手く切り返してアバランシュホールド気味に。

第二試合 がんばれサブー!(原題まま)
金村キンタロー&エディ・エドワーズ&坂井澄江VSサンドマン&スリック・エドワーズ&エイプリル・ハンタ

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まずエドワーズとハンターが入場。ハンターのオッパイの大きさに会場どよめく。いやマジででかかったん
すよ・・・。リングインの仕方が素敵でエドワーズがセカンドロープに仰向けで寝そべる→ハンターが体密着
させながらリングイン。なんかエロイよ! 小中学生無料なんでちびっこが多いのに! それで金ちゃん達
がいつものカムアウトアンドプレイで盛り上げつつ入場してやってきましたサンドマン! バルコニーで竹
刀掲げてタバコに火つけてプカー。もうだめ私濡れ濡れ・・・。しかしどうやってバルコニーから降りるんだ?
と思ったら横の扉で出るサンドマン。会場ズコー。ふ、普通すぎ! でもその代りと言っちゃあなんですか
バドワイザー一気飲みビール缶ぶるぶるパフォーマンスを三回もやってくれたから満足。

試合自体は場外戦あり椅子ありで混沌とした試合。サンドマンは最初に金ちゃんと絡んで場外戦やった後は
竹刀をブルンブルン振るってました。最後もサンドマンの竹刀がエドワーズに誤爆してエドワーズのムーン
サルト→坂井のムーンサルト→金ちゃんの爆YAMAスペシャルで終了。

第三試合 NWAインターナショナルライトタッグ選手権試合
(王者)藤田ミノル日高郁人VS佐々木義人浪口修(挑戦者)

最近の藤田&日高はリングインで滑り込みやらないんですね・・・。好きだったのに・・・。まあベルト持ってる
んで仕方なかったですけど・・・。試合自体は中々のハードヒットでいい試合。思ったのは王者組の盛り上げ
方。色々と声出して技やるんで見てるほうも反応しちゃうんですよね。そう思うと年は若いはずの挑戦者組
ももっとやっても良かったかなあと。佐々木は声出してるんですけど浪口は・・・。正直悪い選手ではないと思
うんですけどもっと負けん気出しても良かったかなあと。技とか綺麗でいいんですけどね。途中で見せたコ
ルバタはすごく良かったし色々と見せた丸めこみ技もスピードがあって良かったです。遅い丸め込み技は萎
えますからね。だからこそもっとやれたんじゃないかなあと思う訳です。最後は日高の予告付ショーン・キ
ャプチャー。浪口も粘ったんですが無念のタップ。まあ王者組はディファカップがあるんで負けられない所
でしたしね。

で、藤田がマイク持ったんで何事? と思ったら大阪プロレスを退団予定の村浜が。どうやらディファカッ
プの最後の一席は村浜と誰かっぽい(村浜のマイクが聞き取れませんでした・・・)。ついでにゼロワンに参
戦する事もアピール。とするとさっき負けた浪口がふらふらになりながら村浜につっかかっていくと村浜に
ぼこられる。と思ったら高岩もやってきて村浜と揉める。正直ここらへんの流れ、なぜか持ったりとしてい
てあまり盛り上がらず。せっかくなのにもったいないなあ、と思ったら日高がマイク持って一言。「どいつ
もこいつもタイミング悪いのう」。会場大受け。実際そうだったし。日高は自分達がゼロワンジュニアのト
ップだとアピールして終了。

第四試合 マンチェス杯争奪
田中将斗VSスペル・クレイジー

ちなみにマンチェス杯てのが何かがさっぱりわかりません。何かの会社かしら? まあとりあえずもしかし
て見られないかも、と思っていたスペル・クレイジーが見られるのが嬉しくて・・・。WWE行っても頑張ってね
・・・。試合としてはこの二人の試合としてはちょっと物足りなかったかなあ、と思いつつそれでもきっちり仕
上がってた試合でした。それほどハードコアではなかったですが田中の机破壊場外ダイブとかクレイジーの
机の破片が粉々になるまでぶん殴った奴ぐらい? しかしクレイジーのすぱっと決める技の数々は見ていて
ほれぼれ。しかし徐々に田中のペースになっていき、スーパーフライやダイヤモンドダストはクリアしたク
レイジーもローリングエルボーは返せず。勝者の田中にういろう一年分が贈呈されたあと、多分これで当分
シングルで当たる事がないであろう田中とクレイジーがハグ。一回は離れたんだけどもう一度クレイジーが
泣きそうな顔でハグを求めたのにはちょっと泣けました・・・。

第五試合 オスカー・デイビット提供試合
大森隆男大谷晋二郎&高岩竜一VS佐藤耕平崔リョウジジャスティン・マッコリー

最初は6人タッグがメインでちょっと萎えたんですが、面白かった! つーか大谷は流石こういう試合をどう
すれば盛り上がるか、ってのは心得てましたね。とにかくよく喋るし。観客が乗ってきたら「もう一丁」で
ガンガンやるし。もう本当に一々喋る。高岩には「ボディスラムやって」とか言うし(高岩は高岩で「ボデ
ィスラム? やるの?」とか聞くし)セコンドの日高と藤田に「今日勝つぞ、絶対勝つぞ」とか言うし正直
一挙一動が面白くてしょうがない。一番面白かったのは高岩のキャメルクラッチに顔面ドロップキックをや
ろうと5回ぐらいロープ往復して決めたのはいいけど息上がっちゃうシーン。本当に疲れたのかはともかくこ
ういうので観客の気持ちをぐいっと掴むのが本当に上手かった。というようにベテラン組が試合を引っ張っ
ていた訳ですがヤング組は崔が出ずっぱりで頑張る頑張る。タッグ王者になったのが自信になったのかやら
れていても気持ちは全然負けていなくて多分これからも伸びていくんでないかと予想。キックも早くて痛そ
うで良かったですよ。最後はあんまり出てなかったマッコリーが高岩の攻めをかわしてタイガードライバー
から腕ひしぎでタップを奪って勝利。ちょっとあっけなかったかも。

最後は大谷→高岩→大森のマイク。もちろん最後は3、2、1、ゼロワン、マックスで締め。うん、気持ちよかっ
た。面白かった。