ジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾと私、2

サッカーとかを愛する馬鹿な男のページ。

ガットゥーゾのインタビュー(カルチョ2002)&コラム連載開始(WSD)

と言う訳で今週はサッカー雑誌でプチガットゥーゾ祭り開催。いや目出度い。あれっすか、日本で
もじわりじわりとガットゥーゾの人気が上がっていると考えてよろしいですか? あらゆる意味で
ベッカムと対極にいるリーノは反イケメン派の希望の星ですか。よく考えたらベッカムとガットゥ
ーゾ、チームのポジションも一緒ですね。

つー訳でガットゥーゾファン日記として紹介。まずカルチョ2002のインタビュー。内容的には今年
の展望その他諸々。まあ今年の展望はユベントスインテルが怖い、ってのとセリエAよりもCLに
勝ちたい、だって日本でもう一度試合したいから,見たいな事が書いてあります。まー普通の答え
ですかな。注目点はガットゥーゾ自身はミランに来た時点では自分をテクニックのある選手だと判
断していたつー事(トップ下の経験あるなんて知らなかったですよ)、しかし自分の評価がすごく
低かった事に気付いた事(まあそりゃあ回りが回りでしたから)、そして今の守備的MFのポジショ
ンには突然開眼し練習した事、という事でしょうか。まあガットゥーゾはレンジャーズで一年目で
レギュラー獲ってますし、7点も点入れてるんでこういう流れも不思議ではないですな。逆に言えば
変に拘っていたら今のガットゥーゾはいなかったかもしれないですし。ミラニスタから愛され、次
期キャプテンと言われる事も無かったわけです。人に歴史あり。そういう点では興味深いインタビ
ューでした。

続いてワールドサッカーダイジェストで新しく始まった連載コラム。これはネスタやカンナヴァー
ロが持っている連載と同じような感じと判断していいんでしょうか? やっぱり人気上がってる? 
今回は自身のキャリアと照らし合わせてイタリアの若い選手の経験に関して。ガットゥーゾはこの
コラムにも書いてある通り実質的プロのキャリアをスコットランドのグラスコー・レンジャーズで
始めた訳ですが、これに関しては「お金が良かったから」とはっきり書いているのが素敵。またレ
ンジャーズでの経験が非常に有益だったと言う事も。そこで自身のサッカー選手のキャリアが特殊
だった事も含めて今のイタリアの若い選手のあり方に関して、セリエAでは使われない、だからBや
Cにレンタルする、という方法に苦言を呈し、レアル・マドリーバルセロナみたいにビッグチーム
はBチームを作って若手をプレイさせる方法を考えるべきではないかと提案。これに関しては実際
それが上手くいくかは別にして、ガットゥーゾってちゃんと色々と考えてるのね、みたいな感想を持
ったりして。それこそイタリアのサッカー選手としては珍しい若いキャリアで外国リーグを経験して
いるからこそイタリアサッカーの弊害点も良く見えると言う事かもしれませんね。

とりあえずWSDのコラムに関しては掲載されるたびに取り上げます。ほらこの日記の名前が名前です
から。