ジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾと私、2

サッカーとかを愛する馬鹿な男のページ。

全日本プロレス 愛知県体育館大会に行ってきました。

ぎりぎりまで休みになるかは分からなかったけれど何となったんで行って来ました。すごく
久し振りのプロレス観戦なんでどきどきですよ。何せ当日券ゲットに失敗してるぐらいです
から。あはははは。まあそれでも入場して知る武藤の欠場。両ヒザ負傷ですって。もうガッ
クリだ! まあ当日券が無いぐらいなんで会場もほぼ満員。つーかシリーズ最終戦でこのカ
ードで会場が閑散としてたら寂しいよね・・・。

せっかく行ったんで観戦記でも。まず外国人ユニットであるRODの客席暖め。名古屋のお客さん
はシャイな人が多いんで大変だ。

第一試合 土方隆司石狩太一

武藤欠場によるカード変更で最初はタッグを組む予定だった二人でシングルで試合。こういう
試合の場合、キャリアの浅い石狩がどうがんばるか、によるんですが正直がんばってるのは分
かるけど・・・という感じになってしまいました。ただ土方ももっとじっくりやってあげても
良かったんじゃないかとも。まあ第一試合としてはちょっと失敗だったかも。客席温ったまら
なかったですから。結果はフィッシャーマンバスターで土方の勝ち。

第二試合 平井伸和グラン浜田対NOZAWA&MAZADA(ターメリック・ステンレス)

この試合の前に好例のカラーボール投げ。何故かヒールのターメリックが担当するんですが、
ヒールな二人はカラーボールを直球でリングサイドに。ゲラゲラ。お姉さんに直撃してました。
試合としてはこの二人のアホな凶器攻撃で結構盛り上がる。使った凶器はバトミントンのラケ
ット(ガットで殴っても痛くなさそう)、パソコンのキーボード(殴ったらキーが飛んでまし
た。後片付けが大変そうだった)、クマのプーさんのぬいぐるみ(使い方は相手の顔になすり
つける)、スノーボード(痛そうだけど音がこもるんでそういう意味では効果なかった)とより
どりみどり。結果もスノボでレフェリー殴ってターメリックの反則負け。面白かったけど別に
反則負けにしなければならないような試合でも無かったよなー、という気がしました。

第三試合 荒谷望誉AKIRA本間朋晃TAKAみちのくディー・ロウ・ブラウン&ブキャナン

とりあえず思ったのが日本人チームの受け担当がほぼ本間だったのが色んな意味で可哀想。
つーかAKIRAのファイトっぷりを期待したのにあんまり出てこなかったんでガックリ。ドロッ
プキックとかムササビプレスもちょっと高さが足りなくてガックリ。コンディションがあまり
よくなささそうでした。逆にディー・ロウが調子良くて迫力ある攻撃で歓声もらってました。
フィニッシュもロウダウンでディー・ロウが本間から。

第四試合 アジアタッグ選手権試合
     天龍源一郎&淵正信対佐々木健介中嶋勝彦

とりあえず言いたいのは天龍組の入場曲であるJのテーマ&サンダーストームの合体曲が最高
だと。俺これを生で聞くためだけに観戦に来たと言っても過言ではないんですよ! やっぱり
合体テーマはこれか超獣コンビのサンライズ&移民の歌に限るよなあ・・・と感慨に浸りまし
た。天龍の体は相変わらず50代の体じゃなかったなあ。

試合としては焦点は中嶋クンがどこまでベテラン二人に喰らいつけるのか、踏ん張れるのか、
しかない訳ですよ。もうそろそろ16歳だからすごいねー、と言った風潮も消え去っていくで
しょうから、ここで少しでも自分の味を出していかなかければいけないです。確かに今日はが
んばった。天龍のチョップも喰らった。淵の拷問技も喰らった。反撃もちょっとだけだけどし
た。客席も盛り上がった。だから今日は問題無し。だけど中嶋クンはこれからだから。これか
らどういうプロレスラーになるかをそろそろ決めていかないと。将来性は絶対あるんだから。

結果は淵の連続首固めで中嶋クンのピン負け。

第五試合 嵐対太陽ケア

前の試合が上手く盛り上げたんですが、上手く噛み合わず客席の熱がちょっと冷める結果に。
なんかちまちましてました。ケアの腕攻め、失敗でしたね。結果はケアの変形タイガードライ
バーで終了。これでNOAH東京ドーム大会の武藤のパートナーは太陽ケアに決定。解説席にいた
武藤とケアは握手。でも今日のケアじゃ期待できないかもなー。まあNOAHドームは三沢と武藤
が絡めばそれでいいか。

しかしNOAHネタはこれで終わらないのだった・・・。

第六試合 世界タッグ選手権試合
     小島聡&カズ・ハヤシ対永田裕志ケンドー・カシン

というわけでいつも通りカシンさんのセコンドにライオン丸が。しかしこのライオン丸、何故か
NOAHのTシャツ着てるんですけど・・・。その秘密は後で。

今日の試合見てて思ったんですけどネットで色々と言われる永田なんですけど、試合振りは問題
ないんですよね。盛り上げ方も技のキレも全然オーケー。じゃあ何故嫌われるのかって言動と人
の技をパクってしかも大事に使わないと言うかつなぎ技にしちゃうところが・・・。流石に雪崩
式とリストクラッチ式のエクスプロイダーを繋ぎにしたらまずいだろう・・・。そりゃ怒るよ皆
・・・。とは言え試合内容はきっちりとしたタッグマッチ。かたやカズが捕まり、かたや永田が
捕まり上手くシーソーゲームになり最後小島と永田で一騎打ち。両者技を繰り出し盛り上がった
ところでカシンが椅子を持ち出す→レフェリーと揉める→カズがドロップキック→レフェリーが
巻き込まれダウン→その隙に永田が椅子の上にエクスプロイダー→カシンが強引にレフェリーを
起こす→で、永田のバックドロップホールドで終了、というWWEかよ! とツッコミを入れた
くなる終わり方。まあ小島の株をそれほど下げないためにはこういう終わらせ方でよかったのか
も。ここでカズがダウン役やると次につながりませんからねえ。

しかし本当のオチはまだあった! 永田のマイクアピールの後、カシンがライオン丸(そういえ
ばセコンドにいるだけで試合には全く参加しなかった)にお前マイク持てとアピール。最初はマ
スク被ったまま喋ったがマスク脱げとアピールされるとなんと正体はNOAHの杉浦! すかさずカ
シンに東京ドームで自分と組んでジュニアタッグのベルトに挑戦して欲しいと「お願いします」。
カシンは最初「ごめんなさい」したものの執拗な杉浦のお願いに根負けして握手。カシンに抱き
つく杉浦。なんか嫌そうなカシン。というわけでまたNOAHドーム大会のカードが決定。しかしよ
く全日本がNOAHの選手がリングに上がるの許したなあ、と思ったら杉浦は全日本離脱メンバーじ
ゃなくてNOAHでデビューした選手でしたね。

第七試合 三冠ヘビー級選手権試合
     川田利明対ジャマール

この試合のポイント。ジャマールがどれだけがんばれるか。川田は平気でそっけない試合をやる
人なのでジャマールが踏ん張らないとシリーズ最終戦のメインイベントが台無しに。結論からい
うとジャマール、よくがんばった! なんですけどね。いや途中バタバタしましたけどガタイで
かいけど動ける選手なんで良い試合になりました。よけられたけどムーンサルトプレス、無茶苦
茶早かった。パワーボムも迫力満点でした。川田のジャンピングハイキックを何度受けても倒れ
なかったのも良かった。最後の粘りも素晴らしかった。いや良い試合でした。ジャマールえらい。

というわけで今日の興行はがんばらなければいけない人が皆がんばったんで面白かったです。行
ってよかった。やっぱり生ね。