ジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾと私、2

サッカーとかを愛する馬鹿な男のページ。

ORANGE 12巻(能田達規、少年チャンピオンコミックス)

負けはともかく、引き分けですら昇格争いから脱落となるアヴァランチ仙台とのサバイバルマッチを
乗り越えた南予オレンジ。最後に待ち構えるは昇格争いのライバルであり、オーナーの豊富な資金か
ら各地の優秀な選手をかき集めて作られたチーム、幕張イーリス。オレンジとはあらゆる面で好対照
なチームとの最終決戦が、始まる・・・・・・!

いやもうマジ熱い。アツイゼアツイゼアツクテシヌゼー。連載時もレオーネ・アヴァランチ・イーリ
スの三連戦はあまりの面白さにコンビニ立ち読み中に熱狂したもんですがまとめて読むとまた熱い。
つかもうカッコイイ台詞多すぎ。
    
ふざけるな! 「F2得点王2回」だと!? こんな悲しい肩書きがあるか!!
とか
そう・・・・・・人は大義では動かない 最後に人を動かすのは個人的な欲望だ・・・・・・ 場の空気を読まない―流れに乗らないエゴイストのみが英雄たり得るのだ
とか(これの返しが「好きな娘にカッコイイとこ見せたい!!」なのがまた最高)
田村(控えGK):戦う気が無いのなら去れ! 俺が代わってやる! 三島(正GK):うるせー! 年寄りは引っ込んでろ!!
とか(レオーネ戦の田村の心境を思い出すとまた震える)
オレ達はこのサポーターの魂とともにF1へ行く!!
とか
ならオレも止めるんだな・・・・・・このPK!!
とか
無理させてください!! 今日だけは!! あと45分だけは!! この試合のためなら足が折れても立てなくなっても構わない 今日だけは・・・・・・この試合だけは・・・・・・無理させてください
とかもうやばいぐらいにカッコイイ。こんな引用だけでは伝わらないと思いますが。今まで読んでき た重みがここに来てグィーとこちらを引っ張っていくのですよ・・・・・・。いや面白い。そして完結まで ラスト一巻!! 内容知ってるけど待ち遠しい・・・・・・。 と言うわけで前にも書きましたがORANGE全体の感想と言うかレビューは次巻13巻でまとめて書きたい と思います。また違う媒体でORANGEの事を書かせていただくチャンスを貰いましたのでそちらも頑張 っていきたいです。事情によりどこに書いた、とは言えないのが残念ですが。