ジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾと私、2

サッカーとかを愛する馬鹿な男のページ。

ワールドカップ

とりあえず上の分は試合終了直後の熱気に駆られて書いたものですので改めて。まずはドイツ対アルゼンチン。まあもう
色々な所で言われてますがペケルマンの采配が。今まで攻撃で勝ち上がってきた、言い換えればリケルメを中心にパスサ
ッカーで戦ってきたチームが1-0で守り抜く事を選択したのが勝利の女神に嫌われてしまったとしか。確かにゴールキー
パーのアボンダンシエリが痛んでしまって交代枠を一つ使ってしまったという不運な面もありますが、それでも個人的に
はリケルメと心中覚悟か、もしくは今までの矜持を保つためにもアイマールとかメッシヲ使って欲しかった……。ただも
しあのままアルゼンチンが守りきっていたらペケルマンの采配が正解になっていたんですよね。イングランドなんかは今
大会、それで勝って来ている様なもんですからそこら辺はやっぱり難しいですねえ。あとドイツに関して言えばレーマン
馬鹿当たり中。この試合でのPK戦は二本止めちゃった。つーか今のドイツの強さはチーム構成がどうのこうのじゃなくて
地元で試合をしている事によるモチベーション以外ないなあ。

そしてイタリア対ウクライナはイタリアがイタリアらしい試合運びでウクライナを色々な意味で完封。ウクライナはいつ
もの堅守速攻で1-0を狙っていたと思うんですが、試合序盤にボールを持たされてMFとDFにスペースが出来てしまい、
それをザンブロッタに突かれて早い時間に先制されてしまったのが運の付きでしたねえ。あとはイタリアがDF陣がスペー
スを埋めつつ、ガットゥーゾやペロッタがプレスをかけてウクライナにいい形にさせないという単なるドン引きの守備で
はなく現代的イタリア守備の粋を集めた感じでした。ウクライナもいい形は作っていたんですけど、イタリアはそういう
状態でもシュートコースを限定しちゃってるんですよね。いやすごかった。今大会始まる前は今回のイタリアは攻撃的だ、
とか言われていましたけどやっぱりアズーリには守備のDNAもちゃんと流れているんですよね。でも俺からしたら守備的
だからといって決してつまらなくはない、むしろ非常に完成度が高い物を見せられて無茶苦茶満足ですよ。

しかしドイツ対イタリアもまたタフで興味深い試合になりそうだなあ。