EURO2004 クォーターファイナル 第二試合 フランス対ギリシャ
ギリシャが開幕戦に続いて大きい仕事をやってのけました。うーん、俺やっぱりカウンタ ーサッカー好きだなあ。この試合のギリシャをつまらない試合と断定する事は簡単ですけ ど、それでもただひたすらに自分達が勝利するため、愚直に守りを固めスピードの乗った 攻撃を仕掛けるのはある意味美しいサッカーだと思うんですけどね。少数派だとは思うん ですが。それにしても前回優勝のフランスは内容的にはもしかしたらもっとも期待を裏切 ったチームといえるかもしれません。イングランド戦での劇的な勝利の記憶も新しいです が、よく考えるとジダンの神がかり的なセットプレーによるものでしたし、流れの中でこ りゃ凄いって思わせるプレーはあまりに見られずじまいでした。特にこの試合のフランス は見るも無残な攻めの形でした。イングランド戦のポルトガルのようにどのような結果に 終わっても後悔しないからとりあえず同点にしてやる、という気概も感じられず、そうい う意味では負けるべきして負けたのかも知れません。その相手がたまたまギリシャなだけ だったような気もします。