ジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾと私、2

サッカーとかを愛する馬鹿な男のページ。

カルチョ2002 7月号

ガットゥーゾのインタビューが載ってるんでネタにしますよ。しかし今回の一番の注目点は
インタビューそのものよりも序文にある
    
思えば今年もまた、彼は休むことなくピッチ上で唸り声を上げていた。それと同時に、この 一年で技術的にも大きな飛躍を遂げた。彼はもはや、ただの“リンギオ”ではない。見事な 技術も兼ね備えた今の彼を、これからは“ピントゥリンギオ”と呼ぶ事にしようではないか! (デル・ピエロのあだ名“ピントゥリッキオ”にかけている。ピントゥリッキオは、イタリア・ ルネッサンスが生んだ名画家の一人。デル・ピエロの優雅なボールタッチの優雅なボールタッ チに魅せられた故ジョヴァンニ・アニェッリが名付けた)
が注目点ですよ。まず“リンギオ”っては「犬の唸り声」って意味でピッチを駆け回るガット ゥーゾのプレイスタイルから名付けられたあだ名です。 って面白すぎるだろうマッテオ・マラーニさん(この記事のインタビュアー)! なんすか “ピントゥリンギオ”って! あれすか、WCCFのゴール実況も「ピィンットリンギィオォ、 ジェンナーロ・ガットゥーーーーゾ!」に変更ですか? WCCFのカードの裏にも「技術も兼 ね備えた“ピントゥリンギオ”は勝利のためピッチを駆け回る」とか書かれちゃいますか? っていうかガットゥーゾの技術が向上した事には異論は無いですけど流石にデル・ピエロに ちなんだ名前を付けるほどは上がってないですよ・・・。書いててちょっと悲しいけど。 えーと本編のインタビューに関しては先日のワールドサッカーダイジェストとあんまり変り映 えしないんですけど、マルディーニの後のキャプテン候補って言われてる事に関して、「俺に はまだ早い」って言っている事と、現役を引退する前にもう一度スコットランドリーグでプレ イしたい*1って言ってる事ですかね。まあ引退するのはかなり先だと思いますけれども。 あとガットゥーゾのインタビューとは関係ありませんがカルチョ2002のこの号の編集後記で 富樫洋一が「何でフランス代表にシセが呼ばれてないんだ?」と書いていますが、いくらセ リエA専門誌とは言え、シセが出場停止食らっててEURO2004に出場出来ないって事ぐらいサッ カーの記者なら知ってて欲しい、と思いました。いくらなんでも基本と言うかこれじゃEUROの 予想しても説得力ないですよ。

*1:ガットゥーゾは一年半、グラスコー・レンジャーズでプレイ経験有り。ちなみにガスコインと一緒にプレイしてました